乳児用調製粉乳の調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン

 
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乳児用調製粉乳の調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン

調乳するときにお湯の温度が70度以上に・・といわれるようになった理由は?

 

なぜ、ガイドラインがつくられたの? 

 

近年、海外において粉ミルク(乳児用調製粉乳)中の微生物(エンテロバクター・サカザキ)による乳幼児の食中毒が報告されています。

 

厚生労働省の調査でも、わが国で市販されている粉ミルク(乳児用調製粉乳)の数%程度がエンテロバクター・サカザキに汚染されていることが判明しています。

 

残念ながら、現在の製造技術では粉ミルク(乳児用調製粉乳)を完全に無菌的に製造することが困難であり、また、開封後の粉ミルク(乳児用調製粉乳)が、環境中のエンテロバクター・サカザキに汚染されることも知られています。

 

そのために、サカザキ菌やまた、食中毒を起こすといわれている原因菌のサルモネラ菌から赤ちゃんを守るために

 

平成19年に

 

世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が

 

乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン を作成しました。

 

サカザキ菌とは?サルモネラ菌とは?

 

 

サカザキ菌とは

 

サカザキ菌は、ヒト・動物の腸管内やトウモロコシ、キュウリ、レモンといった果実・野菜からも検出されることがあります。

 

乳児(1 歳未満の子ども)、特に未熟児や免疫不全児、低出生体重児を中心として「敗血症」や「壊死性腸炎」をおこすことがあり、重篤な場合には「髄膜炎」を併発することがあります。

 

成人が感染した場合は、その症状はかなり軽度であるとされています。

 

サカザキ菌はサルモネラ菌と比べて、粉ミルクの製造環境により多く存在することがわかっていますが、厚生労働科学研究によると、日本の製品に含まれる量はごく微量で、333g 中に1 個と報告されています。

 

乾燥に対しても強く、調製粉乳中で数年間にわたり生存することが知られています。

 

サルモネラ菌)とは

 

サルモネラ菌は、主にヒト・動物の腸管内に生息する細菌で、数多くの種類があり、中にはチフス性疾患をおこすものや、下痢、発熱といった食中毒をおこすものがあります。サルモネラ菌は、粉ミルクの製造過程では混入することはほとんどありません。

 

粉ミルクを開封した後、粉ミルクを溶かすときや溶かした後に混入することがあるようです。

 

ガイドラインにおける乳児用調製粉乳の調乳のポイント 

 

★ 調乳するときは、必ず石鹸で手洗いをし、消毒をしっかり行った調乳器具を使用しましょう。

 

★ 乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は沸騰後70℃以上のものを使用しましょう。 粉ミルクの中の菌を殺菌できるのは70度以上といわれています。

 

★ 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄しましょう。

 

◎参考乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて(厚生労働省ホームページ)

 

★ 古い調乳ポットの場合、設定温度が低い場合があります。確認しましょう!

 

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