産後の手入れ(抱き方・吸わせ方・げっぷの方法)

 
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産後の手入れ(抱き方・吸わせ方・げっぷの方法)

はじめに 

 

出産おめでとうございます。いよいよ待ちに待った授乳です。

 

最初は母児共にはじめてのことでうまくいかないことがあります。それは当たり前。

 

これからなが〜いおつきあいです。肩に力をいれず、ゆっくり練習しましょう。

 

その前に・・・

 

 

・しっかり手を洗いましょう。

 

・お母さんの髪が邪魔にならないようにとめる。

 

・産婦用ネグリジェでは、授乳用に胸元があくようになっていますが、はっきりいってやりづらいです。できれば普通に、前ボタンを3〜4つはずしておっぱいがしっかり出せるようにしましょう。

 

・授乳枕 は結構使いやすいです。最初は産院で借りて、必要であれば購入しても良いかもしれませんね。

 

おっぱいは、消毒する必要はありません。

 

以前は清浄綿で拭いていましたが母乳自体に殺菌作用があります。

 

また、拭いてしまうとモントゴメリー腺から分泌される乳頭や乳輪を保護してくれる物質をふき取ることになり、拭くことによる摩擦や乾燥することにより乳頭が傷つき、トラブルのもとにもなります。

 

もし、お産後もらえる袋に入っていても使わなくていいですよ〜ウエットティッシュ代わりに使っちゃいましょう。

 

心配であれば水で濡らしたガーゼでふくぐらいにしましょう。

 

軽くマッサージを 

 

乳頭・乳輪のマッサージ

 

柔らかくなっていますか?こちらは、妊娠中から重要です。しっかり行いましょう!

 

・乳頭と乳輪を3本の指でつぶすように(手をおっぱいに垂直において)しっかりおさえる。いろんな方向で行う(縦・横・斜め10回ずつ)

 

・指3本で乳頭をもち2〜3回ずつねじってみる。あくまでも痛くない程度に・・

 

・指3本で乳頭をもち2〜3回ずつ手前にかるくひっぱってみる。

 

・指3本で乳頭をもち2〜3回ずつ手前によじる。

 

とにかく、乳頭もそうですが、赤ちゃんが口に含むのは、乳頭だけでなく、乳輪全体です。乳輪部まで柔らかくなってることが非常に重要です。

 

抱き方、支え方のポイント

 

 

抱き方、含ませ方がかなり重要になります。初めての産婦さんは、ここで苦労するのではないでしょうか?

 

含ませ方が悪いと、すっているように見えても、口の中におっぱいが入っていきません。

 

必ず、入院中に何度も助産師をはじめ、スタッフにしっかり教えてもらいましょう。

 

正しいラッチ・オン(吸着、含ませ方、吸いつかせ方)ができるといいですね

 

飲んでいるように見えて、授乳量を測ってみると増えていなかった・・という方は特にです。

 

赤ちゃん、ママがこつを覚えるとすんなり、飲める量が増えていきます。がんばって!

 

赤ちゃんは未だ首がすわっていません。しっかり赤ちゃんの頭(頭というより後頸部っていたほうが正しいくらい頸に近い部分)を後ろから支えましょう。

 

授乳の方法〜赤ちゃんの支え方

 

抱き方、支え方の種類

 

抱き方は一般に3通りあります。毎回かえてみていろいろためしてみましょう。
たまった乳腺やトラブルにあわせてかえることができるようにするといいですね。
どうしてもやりにくい方向がでてきてしまいますが、出来ればいろんな方向から、左右同じくらいにすわせるように注意しましょう!!
外では、ワイヤーなしのおおきめなブラジャーをつけてください。

 

縦抱き   お母さんの膝の上にむかいあわせにしてすわらせてあげます。

 

みみりんおすすめです。

 

これができればばっちり!うまくすえない子でもこのポジションならしっかり吸ってくれることが多いです。

 

みみりん自身も新生児期はみんなこれでした。

 

小さいあかちゃんや、小さいおっぱいの方むき。
すぐに寝てしまう赤ちゃんや、大きい口をあけてくれない赤ちゃんにも向いています。
この縦の授乳ができればかなり上手です。万能なポジショニングなので身につけてほしいですね。

 

縦方向の乳腺(上下におっぱいがたまったときにいいです)をすってくれます。

 

横抱き

 

一般的な抱きかたで、よこむきにあげます。
慣れたら腕に支えてあげましょう。慣れると楽。内側におっぱいがたまっている時にいいです。

 

経産婦さんに多いポジショニングですが、注意したいのは横抱きで肘のせは浅飲みになりやすいので赤ちゃんがうまくなるまでは行わないほうがいいと思います。

 

結構、これで、前回母乳のみだったのに今回哺乳量が伸びないというケースがあります。

 

よくよく見ると、浅くておっぱいは出るけど飲めてない・・というパターンが多いですね。

 

ラグビー抱き(脇抱き)

 

脇で抱えるように支える、といっても頭はしっかりと、固定する。

 

クッション・授乳クッションなど赤ちゃんの体の下において安定させる。おっぱいが大きい人向き。脇におっぱいがたまった時にいいです。

 

3種類の抱き方で1番自分にあった方法をえらびましょう!

 

吸わせ方

 

まず、授乳するおっぱい側の手でおっぱいを支えます。ハンバーガーを持つイメージです。

 

できるだけ根元の部分を持ち、乳輪や乳頭を持たないように注意しましよう。

 

持った親指は、赤ちゃんがおっぱいを飲むときにはながふさがらないようにすこし押してくぼみを持たせるように調節します。ほか4本はおっぱいの根元部分をしたから支える程度です。

 

反対の手で赤ちゃんを支えます。最初慣れるまではできるだけ反対の手で赤ちゃんの後頸部(首)を支えるように持ちましょう。

 

力が入ってしまいがちですが、あくまでも支える。人差し指、親指の根元に首をのせるイメージです。

 

あごは若干上向きにするイメージです。ママを見る方向です。

 

赤ちゃんの唇をおっぱいにやさしくちょんちょんとふれさせると、口をあけてくれます。そのタイミングで赤ちゃんの口をおっぱいに引き寄せます
乳首を赤ちゃんの舌の上にのせます。舌の上にのらないとうまく吸い付けません。のるまで繰り返し挑戦しましょう。

 

赤ちゃんは、ほっぺや下あごがおっぱいに触れることで安心します。特に下あごをしっかりおっぱいにちかづけることで大きく口を開けてくれることが多いです。

 

それでも、口に入れても、最初は嫌がる赤ちゃんもいます。結構、むりじい?!みたいになることもあるのですが、赤ちゃんがおっぱいだと認識し、口を動かすまでは嫌がってもがんばりましょう。

 

乳輪部がかくれるぐらい、こんなに大きく開いて大丈夫なの?というくらいがベストです。

 

そうすることで乳管洞(乳腺で作られたおっぱいがいったんたまるところ・・乳輪とおっぱいの堺あたり)をしげきしておっぱいがでてきます。

 

「チュッ、チュッ」と舌打ちしているような音をたてている場合はすっているだけでのめていません。もう一度くわえなおしましょう。

 

深くくわえて舌と顎を使って飲むとゴクン、ゴクンとでてくるおっぱいを頬をふくらませたりひっこませたりして飲みます。

 

赤ちゃんの口が、ドナルドダッグの口のように上下の唇が外側に開いているとばっちりです!唇がめくれていない場合は唇を出してあげましょう。  

 

ここで深くくわえさせないと、亀裂や水泡の原因になります。

 

必ず両方を交互にあげましょう。

 

特に、出のよくない、自分で飲ませにくい側のおっぱいから先にあげましょう。
そして飲ませて2〜3分したら反対側(出のいいほう)にかえましょう。
出のいいほうをのませはじめると、出の悪い方のおっぱいからもでるようになります。そして7〜8分したらまた出の悪い方をのませてみましょう。
そうすることで両方のおっぱいからよくでるようになってきます。
大体両方それぞれ10分ずつすえればOKですね。上のやり方であれば3分、7分、7分、3分になりますよね。
5分、5分、5分、5分でも。その子のペースに合わせて臨機応変に・・ ただし、すぐに寝てしまう場合は、その分回数を多めにしましょう!

 

赤ちゃんを乳首から離す方法

 

その1) 赤ちゃんを引っ張るように離すと、乳頭が引っ張られ痛みます。赤ちゃんのほっぺを両側から軽く押さえると簡単に離します。

 

その2)赤ちゃんのあごをしっかりさげてはずしましょう。

 

その3)赤ちゃんの口角に指を入れて耳側に引っ張ると、空気が入ってすっとはずれます。

 

げっぷの方法

 

あかちゃんをたててお母さんの肩にもたれさせ(最初はぐらぐらするかも・・)
赤ちゃんを結構上まで持ち上げて肩に頭を乗せてしまった方が安定します。

 

背中の真ん中あたりを下から上にさすったり、たたいて、飲み込んだ空気をだしましょう。

 

これをしないと、飲んだ空気がミルクと一緒にでてきたりします。   5分ぐらいさすっても出なければ、横向きまたは上体を高めにしてねかせておきましょう。
そうすることによって、若し吐いても誤嚥する事はないです。

 

母乳を上手に飲んだ場合はでないこともたびたびあります。

 

特にやわらかい乳首、乳輪であればしっかり赤ちゃんの口に密着し空気が入るスペースもありません。でなくても心配ないんですよ

 

ただし、よく泣いた後の授乳の場合は例外です。
添い乳の時は横向きなので基本的にはしなくても問題ありません。

 

げっぷが出にくい赤rちゃんは代わりにおならで空気を出してくれます。

 

搾乳の方法

 

搾乳については ここを参照してくださいね。

 

母乳パッドの注意点

 

すごく便利な母乳パットですがそのまま1日かえずにおいてないですか?

 

おっぱいは生ものです。おっぱいは無菌とは言え高温の乳房に密着していればその他の雑菌が増殖します。吸収力が高いからといって重くなるまでそのままかえずにおいておくのは禁忌です。

 

こまめにかえるようにしましょうね。

 

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