インフルエンザワクチンとは   

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インフルエンザについて  

感染症と母乳

日本で受けることができる予防接種

海外渡航で検討する予防接種

予防接種の接種間隔

2ヶ月〜
Hibワクチン

小児肺炎球菌ワクチン

B型肝炎ワクチン

3ヶ月〜

ポリオ(小児マヒ)

BCG(結核)

三種混合(ジフテリア、百日ぜき、破傷風・・DPT)

6ヶ月〜

インフルエンザワクチン

1歳〜

麻疹(はしか)・風疹混合・・MRワクチン

水疱瘡(みずぼうそう)ワクチン

おたふくかぜワクチン

3歳〜

日本脳炎ワクチン

10代〜

子宮頸癌ワクチン

予防接種するには注意しないといけない人がいます

予防接種できない人

予防接種に注意が必要な人

いよいよ予防接種

予防接種当日のながれ

予防接種スケジュール(1歳未満)

Hibワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンを含むスケジュール同時接種

Hibワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンを含むスケジュール〜別接種

3.4ヶ月健診でBCGが集団接種の場合(Hib、肺炎球菌なし)

BCGが個別接種の場合(Hib、肺炎球菌なし) +




インフルエンザワクチンとは

厚生労働省より毎年指定されるワクチン製造株(ウイルス株)をそれぞれ有精卵の尿膜腔内に接種して培養し、増殖したウイルスを含む尿膜腔液をとり、ゾーナル遠心機を用いた蔗糖密度勾配遠心法により精製濃縮後、エーテルを加えてウイルス粒子を分解してHA画分浮遊液を採取します。これをホルマリンにより不活化した後、各株ウイルスのHAが規定量含まれるよう調整した不活化ワクチンです。(難しいですが・・)

インフルエンザワクチンを接種した場合、成人ではインフルエンザの発病阻止率は70%〜90%ぐらい、小児の場合は20〜30%とさらに低くなります。

毎年流行期間が12〜3月であり、抗体ができるまでに3〜4週間かかりますので11月中旬頃までには接種を終えておくとより効果的でしょう。

接種5ヶ月くらいまで効果が持続すると言われています。


インフルエンザとは

インフルエンザウイルスの感染によっておこる病気です。
主な症状としては、突然の高熱(38〜40度)や頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳や痰などの呼吸器の急性炎症症状などがみられます。
普通のかぜに比べて全身症状が強いのが特徴です。
子供や妊婦、高齢者がかかると肺炎を併発したり、持病を悪化させたりして重篤になり、最悪の場合は死に至ることもあります。また、潜伏期間が1〜3日間と短く感染力が強いことも特徴です。


ワクチンの種類

・・病原性をなくした不活化ワクチン(次の予防接種まで6日以上あけましょう)

接種可能時期

・・6ヶ月〜

接種間隔・回数

中学生以上は1回接種。ただし、受験生などは2回接種のほうが予防効果が高いといわれています。

小学生以下は2回接種。2回接種する場合は2回目は1回目から1〜4週間あけて接種

自己負担のため1回3000円前後

注意すること


妊娠中・授乳中のインフルエンザの予防接種について  

・授乳中は?
インフルエンザワクチンは病原性をなくしたウイルスの成分を用いた 不活化ワクチンなので、母乳を介してお子さんに影響することはありません。 また、母親がワクチン接種を受けることで、乳児にインフルエンザ感染の 予防効果はありません。

・赤ちゃんは?
1歳未満の乳児ではワクチンの効果は確認されておらず、生後6ヶ月未満の場合は、ふつう接種しません。
ワクチンの効果や副反応がはっきりしていないこと、母親からの免疫が期待できると考えられています。

副反応

接種部分の発赤、腫脹、疼痛をきたすことがありますが2〜3日で消失します。
また、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害の症状が現れる等の報告があります。
非常にまれですが、ショックやじんましん、呼吸困難などがあらわれることがあります。

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