hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)〜妊娠出産育児用語】を説明します。

みみりん助産師の
妊娠出産おっぱい育児入門

みみりん助産師の妊娠出産おっぱい育児入門 > 【妊娠出産育児用語】HCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)

50音順用語一覧 状況別用語一覧

【hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン) 】

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とは、

絨毛の合胞体栄養膜細胞から産生される糖たんぱくホルモンです。

黄体形成ホルモン(LH)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)と同じ構造を持つため、黄体を刺激してエストロゲンやプロゲステロンを分泌させたり、甲状腺刺激作用をもちます。

また、絨毛性疾患では、重要な指標ともなります。

  

妊娠すると、4週過ぎから母体尿中に検出されるため、初期の妊娠の判定(妊娠検査薬で50mIU/mlで陽性)に用いられます。

妊娠黄体を刺激して、エストロゲンやプロゲステロンを分泌させます。

プロゲステロンの産生場所が胎盤に移るため、大体10週ぐらいをピークに減少していきます。

基準値(mIU/ml)

男性 

血清  1以下   

尿   2.5以下

女性(非妊婦)

(血清)   1以下

(尿)    2.5以下

女性(妊婦)

(血清)

〜6週   4700〜87200

7〜10週 6700〜20200

11〜20週  13800〜68300

21〜40週  4700〜65300        

(尿)

〜6週   1100〜62600

7〜10週 1800〜191000

11〜20週  3100〜125000

21〜40週  1400〜29400

 

関連記事


卵巣過剰刺激症候群)OHSSとは?
不妊治療薬について〜卵胞を発育させる薬(排卵誘発剤)
不妊治療の薬〜排卵を起こすための薬
不妊治療で使われる薬〜黄体を補充する薬(黄体ホルモン製剤)
不妊治療の薬〜排卵を止めるための薬(GnRHアゴニスト製剤・GnRHアンタゴニスト製剤

関連妊娠出産育児用語


LH(黄体化ホルモン)
FSH(卵胞刺激ホルモン)
プロラクチン
E2(エストラジオール)
プロゲステロン
プロラクチン
エストロゲン(卵胞ホルモン)
hPL(ヒト胎盤性ラクトゲン)
流産


アクセスランキング



 ▲このページのトップへ



 

  • このサイト内を検索
  • ウェブ全体を検索

Powered by Yahoo!検索






ベネッセの食材宅配[ベネッセアンファミーユ] 
安心の国産!栄養管理もばっちりのレシピ!
ベビーがいる家庭では、月齢別に、離乳食のとりわけ調理法もあるので初めての子育てママにもおすすめ!



Copyright (C) 2004- みみりん助産師の妊娠出産おっぱい育児入門All Rights Reserved.