妊娠中・授乳中可能な薬〜鎮痛剤

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妊娠中の痛み止め

 

痛みの部位・種類 薬剤名 妊娠初期
(〜13週)
妊娠中期
(14〜27週)

妊娠後期
(〜28週)

赤ちゃんへの影響
頭痛体性痛全般など

アセトアミノフェン

(カロナール、ピリナジンなど)

大量投与・連用しなければ安全性が高い。

妊娠中の解熱鎮痛薬として第一選択になってます。

頭痛 漢方薬

疫学的調査はないが、催奇形性や胎児毒性の報告はなく、妊娠中もしばしば使われることが多い。

NSAIDs

(アスピリン、ロキソニン、ボルタレンなど)

× ×

着床障害、流産、

胎児動脈管収縮・循環不全

トリプタン系薬剤

(イミグランなど)

催奇形性や胎児毒性は認められていなが、妊娠中の使用経緯は不十分

麦角アルカロイド

(カフェルゴットなど)

× × ×

子宮および血管の収縮作用、胎児死亡の報告アリ

歯痛・咽頭痛 局所麻酔下の歯科治療 症状に応じて治療可能

ポピドンヨード

(イソジンガーグル)

長期や広範囲の使用で甲状腺機能低下

腰背部痛・四肢痛

パップ剤

(MS冷シップなど)

副作用報告なし

外用NSAIDs

(モーラステープ、ボルタレンテープなど)

×

胎児動脈管収縮を示唆する企業報告アリ

内臓痛・術後疼痛

抗コリン薬

(アトロピン、ブスコパン、ダクチルなど)

通常量なら安全性高い

制酸薬

(アルサルミン、マーロックスなど)

消化管からの吸収が少なく安全

ブロッカー・プロトンポンプ阻害薬

(ガスター・タケプロンなど)

催奇形性や胎児毒性は認められていなが、妊娠初期の使用経緯は不十分

非麻薬性鎮痛薬

(ペンタジン、レペタンなど)

催奇形性は認められないが、妊娠末期の使用で新生児呼吸抑制や離脱症状の可能性

麻薬性鎮痛薬

(コデイン、ペチロルファンなど)

同上、少量のコデインは比較的安全

硬膜外・くも膜下鎮痛法

(局所麻酔薬・麻薬使用)

少量の楽剤で鎮痛効果が得られるので、胎児への影響は少ないが、母体の血圧低下に注意

○・・非妊時と同様に使用できる

△・・使用を控えるか、必要最小限の使用にとどめる

×・・使用しない

ペリネイタルケア2009新春増刊 参考

授乳中の痛み止め

・授乳中は、パップ剤や非ステロイド系抗炎症外用薬の使用は差し支えない。

・NSAIDsの内服は。添付文書上、「授乳中は投与しないか、投与する場合には授乳を避けさせる」と記載されているものの、実際には哺乳児への移行はごく少量であり、アメリカ小児学会やWHOの専門家は、短期間のNSAIDsは問題ないとされている。

実際、今まで勤務した病院すべてにおいて、産後の痛み止めにはボルタレンやロキソニンがよく使用されています。みみりんもよくお世話になりました。

 



 

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